東京がアジア太平洋地域で最も有望な不動産投資先に-2014年
プライスウオーターハウスクーパース(PWC)とアーバンランドインスティテュート(ULI)が共同で発表した「Asia Pacific Emerging Trends in Real Estate 2014」によると、2014年におけるアジア太平洋地域の不動産投資先として「東京」が最も魅力的な都市に選出されました。昨年の16位、今年の13位からいきなりトップへと飛躍的な上昇です。
「大阪」も、昨年の21位、今年の22位から2014年は9位にノミネートされています。これは、外国人投資家等(日本人含む)へのヒアリング、アンケートに基づいて選出されていますので、日本人は来年の日本の不動産投資市場に関してかなり自信を持っていいと思います。
その他で躍進した都市としては、マニラ(フィリピン)が挙げられます。昨年の18位、今年の12位から2014年は4位に順位を上げています。
日本は、アベノミクス等による外国人投資家の注目度の圧倒的な高まりによるものでしょうし、フィリピンは実はアジア圏内で最も経済が好調な国の一つであることが評価されているものと思われます。
そして、同レポートでは次のような投資推奨を行っています。
- 住宅 買い:マニラ 売り:オークランド
- オフィス 買い:マニラ 売り:オークランド
- 商業施設 買い:マニラ 売り:オークランド
- ホテル 買い:東京 売り:オークランド
- 産業施設 買い:中国セカンダリー都市 売り:オークランド
全てで売り推奨となっているオークランド(ニュージーランド)が可哀想な気がしますが、既に相当なレベルまで賃料や価格が上昇済みとなっていることが理由です。
上記推奨を信じるか信じないかは皆さんの自由です(笑)。
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