年始の10サプライズ

皆様、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。今日から仕事始めの方が多いと思いますが、仕事始めに当たって、私が考える2014年の10サプライズなるものを掲げてみたいと思います。
10サプライズとは、元モルガンスタンレーのストラテジストで、現在はブラックストーン・アドバイザリー・パートナーズの副会長であるバイロン・ウィーン氏が1986年から毎年継続している、いわばその年のビックリ予想のようなものです。同氏の定義によれば、「平均的な投資家は3分の1程度の確率でしか起こらないと考えているが、自分は2分の1以上の確率で起こると信じている事象」となるらしいです。ここではそこまで厳密に考えず、「多くの人がもしかしたら起こるかもしれないがまあ起こらないだろうと考えているが、私賀藤は、40%に近い確率で起こると考えている事象」ということにしておきます。

  1. 日本株バブルで日経平均が年末20,000円超え
  2. 日本の10年国債利回りが、1.25%を超えて上昇
  3. 安倍内閣の支持率が40%を割り込み政局化
  4. 中国と日本が、軍事的衝突(意図的か事故か、規模の大小を問わず。少なくとも片方が公的組織に属する。)
  5. 消費税増税の影響を乗り越え、GDP成長率が1.5%超え
  6. 米国テーパリング(金融緩和縮小)の失敗で、NYダウが年間高値より累積20%以上下落する局面が発生
  7. 米国テーパリングの影響で、新興国から資金流出、一部経常赤字国で金融不安に
  8. ユーロ圏の問題国、ギリシャ、スペイン、ポルトガル、アイルランド等のうち複数国で劇的に経済成長する
  9. 日本企業の賃上げや労働需給の改善により、現金給与総額が3%以上上昇する
  10. アベノミクスの第3の矢が評価されだし、外国投資家の資金流入が昨年以上となる

ポジティブな事象5個、ネガティブな事象5個と意図的に半々にしました。年初めの軽い読み物としてご了承下さい。

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