国土交通省によるショッキングなデータ「国土のグランドデザイン」

3月28日、国土交通省が、今後の国土・地域づくりの指針となる中長期(概ね2050年)を見据えたグランドデザインを構築しその骨子をまとめました。今後も継続して検討していくそうですが、その中には色々とショッキングなデータが含まれています。そのうちいくつかをご紹介したいと思います。

◯2050年に日本の人口は9700万人まで減少
◯全国を1k㎡毎の地点で見ると、人口が半分以下になる地域が現在の居住地域の6割以上を占める
◯誰も住まない無居住化の地域が現在の居住地域の19%にまでなる
◯人口が増加する地点の割合は2%しかない
◯首都直下地震 30年以内約70% 想定死者数最大2.3万人、南海トラフ地震 30年以内約70% 想定死者数最大32.3万人
◯3大都市圏の人口は2010年6048万人から2050年4875万人に減少なるも、全国人口に占める割合は47%から50%に上昇
◯人口100万人以上の都市は16から13に減少、50-100万人都市は32から22に減少、30-50万人都市も16から11に減少
◯東京圏、関西圏での介護サービス施設定員利用率の大幅上昇(施設数が変わらないとして東京で2.5倍強)

まあとにかく、人口が減る、特に地方の人口減少が著しい、高齢化が進む、誰も住まない地域が今の居住地域の2割ほどを占める、人口の減りがマイルドな大都市圏では介護施設・病院が足りなくなる、大地震が起こる可能性が高く起こったときの被害はすごい、などなどです。いわゆるコンパクトシティなどの対策が必要になると主張しています。

不動産の投資に関して言えば、この資料において1k㎡メッシュで算出しているデータで、全国に2%しか存在しない人口増加地域を把握し、なるべくそのような地域に投資するということは一つの考え方になると思います。

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