アナリスト予想は当たらない?

ここのところ、来年2014年の株価、為替を予想する記事が増えてきました。そこで、昨年の今頃、市場関係者がどのような予想をしていたか、日経平均と円ドルについて調べてみました。

2012年12月時点の2013年予測(市場関係者の平均)
日経平均株価予測(2013年末)  10,000円〜11,000円
円ドル予測(2013年年間レンジ)  75円-85円 〜 82円-92円

結果
日経平均株価(2014.12.20 前引け) 15,779円
円ドル(2013年年間レンジ) 85円-104円

もちろんまだ今年は終わったわけではありませんが、少なくとも現時点では、株価は5,000円近く外し、為替は10円程度外しています。今年は、アベノミクスやら日銀の異次元緩和など色々普通でないことがありましたが、昨年12月の時点ではどちらもある程度その内容は予測されていたことです。年間予測は1年間の予測だから外れてもしょうがないだろうと言われる方もいらっしゃるかもしれません。そこで、ある週刊金融専門誌の週間予測なるものを、先週号から引っ張りだしてみますと、今週の日経平均株価は「1万5000円台前半から半ばでのもみ合い」が予想されていました。全く外れています。

ここまで書いておきながら紹介するのも変ですが、証券各社による来年2014年の株価の高値の見通しは、17,500円から20,400円のレンジに入っているようです。外資系の証券会社の方が弱い予想となっているのが気になりますが。
これら証券各社の予想を信じるか信じないかは、皆さんの自由です(笑)

ちなみに、嘉悦大学教授の高橋洋一氏は、2013年の予測を外したアナリスト達について、これだけ外しても首にならないのだからいい職場だな、とコメントされていました。

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