株は上げ下げがきついが経済指標は良好

年が明けてから、米国の雇用指標の解釈や円ドルの動きにマーケットが過敏に反応して株価が上下両方向に大きく動き、マネーゲームの様相を呈してきています。一方で、本日発表された機械受注統計(2013年11月分)では、「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比9.3%増とマーケットの事前予想1.7%増を大きく上回る結果となりました。リーマンショック前の2008年7月以来5年4ヶ月ぶりの高水準です。機械受注は、設備投資の先行指標なので、今後設備投資が目に見えて回復することが期待されます。

私はここ数日セミナー向けの資料を作成しているのですが、そこで使おうとしている主要な経済データは、ほとんど全てが何がしか上向き(良方向)のトレンドを示しています。改めて、異次元金融緩和のアナウンスメント効果を主因とする資産効果、円安効果の強力さを思い知りました。

足元の株価はボラタイルに動いておりますが、どうやらベアアップを含めた賃上げを検討する企業が増えてきたような感もあります。消費増税をあまり重いものと受け止めずに乗り切り、企業収益の更なる向上と個人消費の腰折れ回避が図れれば、日本経済はいわゆる失われた20年からようやく脱出できるはずです。株価の動きに一喜一憂せず、冷静に経済を見つめていく態度が、今日本人に最も必要とされているのではないでしょうか?

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