安定した資産運用に必要な7つの心構え

昨日、投信に関するある専門家向けセミナーに参加してきました。業界関係者の参加が多い中で、その講師は、販売会社や運用会社が真に顧客を向いているかなど比較的シビアな問題提起をされており好感が持てました。投信法改正の際のワーキング・グループでも、業界側は、どちらかというと投資信託運営の効率性の向上を強く主張するものの、より一層の顧客本意の目線という視点は、NPOや弁護士等からの主張にとどまっていた模様です。

以前、このブログの「アナリスト予想を真似をしてみよう」でも書きましたが、所詮、アナリストにせよ営業マンにせよ、ある企業に属している限り属する企業の収益獲得(あるいはその中での自らの利益)を追求する方向での主張、行動となるのは、ある意味やむを得ないとことだと思います。先日、レオナルド・デカプリオの「ウルフ・オブ・ウオールストリート」を観てきましたが、そこでノスタルジックに描かれていた姿は、デフォルメはあるものの、そうした業界そのものの姿です。

そのような中で、個人が資産運用を安定的に上手く回していくにはどのような心構えが必要となるでしょう?
次の通り、7つにまとめてみましたので参考になれば幸いです。

1. 勧められた運用商品は疑ってかかれ

2. リスクをうやむやに説明する(わかるまで説明してくれない)営業マンは信用するな

3. 資産を分散することは、リーマンショック以降意味がなくなったという人間は信用するな(資産分散の重要性)

4. 定期的に一定金額を継続して投資しよう(時間分散、金額分散)

5. 内容がわからない運用商品には手を出すな、でも経済・金融・代表的運用商品はちょっと勉強しよう

6. 運用の目的を明確にしよう

7. 運用の目的に合わせ、投資のホライズン(投資期間)をきっちり設定しよう

この他にも一杯ありますが、まずとりあえずは、上記の心構えをきっちり守ればそこそこ上手い運用ができるはずです。
これに関連した、より深いセミナーを今週土曜日に開催します。
まだ、少し席が残っていますので、参加を希望される方は、弊社お問い合わせフォーム(タイトルに「3/8セミナー参加」とご記載ください)か、次の「こくちーず」HPよりお申し込みください。「こくちーず」にはセミナー内容の詳細を記載しております。

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