日本の富裕層、あなたはどの層に当てはまる?
野村総合研究所が、日本の富裕層に関する推計結果を11月18日に発表しました。
これによりますと、2013年に日本の富裕層は101万世帯、純金融資産総額は241兆円となり、2年間で富裕層世帯数は24.3%、純金融資産総額は28.2%増加したとのことです。
ちなみに、同総研では、世帯を純金融資産保有額に基づき次の5つのカテゴリーに分類しています。
超富裕層 5億円以上
富裕層 1億円以上5億円未満
準富裕層 5,000万円以上1億円未満
アーッパーマス層 3,000万円以上5,000万円未満
マス層 3,000万円未満
注)純金融資産:預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命・年金保険などの純金融資産保有額(保有資産の合計額から負債を差し引いた値)
不動産は対象に含まれていないので、不動産長者で金融資産はそれほど保有していない世帯が、恐らく一定の割合で、より上位ランクに上がることもありそうですが、まあ通常は金融資産ランクと概ね連動するのではないかと思います。
では、上記各カテゴリーの分布状況はどうでしょうか。
超富裕層 5.4万世帯 0.1%(累積 0.1%)
富裕層 95.3万世帯 1.8%(累積 1.9%)
準富裕層 315.2万世帯 6.0%(累積 7.9%)
アッパーマス層 651.7万世帯 12.4%(累積 20.3%)
マス層 4,182.7万世帯 79.7%(累積 100%)
いかがでしょうか?
皆さんは、どこにカテゴライズされますか?
累積とあるのが、上位から累積したそのカテゴリーまでの占率です。
例えば、準富裕層までに入れば、世の中の世帯の中で上位7.9%までに入っているということです。
あまり、こういうもので世帯をランク付けするのもどうかとは思いましたが、最低限どこに位置したいからという目標のもと、運用のあり方を考えてみるのも面白いかもしれませんね。
(出所:野村総合研究所 2014年11月18日News Release「日本の富裕層は101万世帯、純金融資産総額は241兆円」より、占率は筆者計算)
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