日経のグローバルデータマップが面白い

私は、新聞や雑誌を読んで面白いなと思った時に、該当ページをページごと破り取る癖があるのですが、最近、連続で破り取ったものの中に「グローバルデータマップ」というものがあります。これは、日経新聞が毎週月曜日にインフォグラフィックス(情報、データ、知識をわかりやすく視覚的に表現したもの)の手法で特集ページに載せているものです。

先週の内容は、主要国GDPの2030年までの推移予想と世界主要都市の富裕層人口の10年後の予測でしたが、見やすいグラフを使い人目を惹くものとなっていました。今週(本日)の内容は、新興国を含む世界主要国の国債格付とGDP対比の政府債務比率、海外から稼ぐ力としての経常収支の額、一人当たりの政府債務額で、更に面白い絵やグラフが使われていました。

円高でドル換算値が膨らむ年のデータではありましたが、日本の政府債務比率はダントツで一位、一人当たりの債務金額も同じく2位米国の2倍以上の額でこれまた1位になっています。
富裕層人数の2022年の見通しは、ニューヨーク、ロンドンに次いで東京が3位をキープする予測になっていますが、サンフランシスコ、ロサンゼルス、北京、ムンバイなどに猛烈に追い上げられ、かつ上位都市に差を広げられつつある様子が伺えます。

それぞれの内容は、特段珍しいものではないのですが、世界の主要各国や主要都市のデータを横並びでインフォグラフィックスで示し、実感としてわかりやすく示しているので、インスピレーションが湧きやすいものとなっています。グローバルデータマップについては既にご存知の方も多いとは思いますが、もしまだ気が付いていらっしゃらない方は、日経月曜日の紙面がちょっと楽しいので是非ご確認ください。

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