都内売り区分所有マンション 投資利回りワースト10

ある不動産投資サイトで売り物件として紹介されている、都内の区分所有マンションの投資利回りについて調べてみました。
ここでいう投資利回りは表面利回りであり、当然のことながら、成約価格に基づく利回りではなく売り希望価格に基づく利回りとなっています。

利回りが低く収益性が悪いという意味で、以下にはワースト10をあげさせていただきました(笑い)

1位 2.73%  西新宿4丁目(西新宿5丁目駅) 築10年 80-90㎡

2位 3.23%    小石川3丁目(後楽園駅) 築6年 70-80㎡

3位 3.36%    赤坂2丁目(赤坂駅) 築7年 70-80㎡

4位 3.39%    六本木7丁目(六本木駅) 築5年 120-130㎡

5位 3.51%    赤坂5丁目(赤坂駅) 築7年 80-90㎡

6位 3.56%    日本橋浜町2丁目(水天宮前駅) 築16年 70-80㎡

7位 3.61%    六本木4丁目(六本木駅) 築18年 80-90㎡

8位 3.69%    赤坂4丁目(赤坂駅) 築6年 80-90㎡

9位 3.80%    西麻布3丁目(六本木駅) 築15年 50-60㎡

10位 3.81%  西麻布(六本木駅) 築8年 40-50㎡

注)8月8日時点

この後にも3%台が3物件続きます。
これらのうち7物件には、1億円を超える値がついています。

それぞれ人気エリアに立地し、売り物件としては築浅といえるものがほとんどですが、ここまでの低利回りを正当化する理屈には十分気を付けた方がいいでしょう。

こういう物件を買っていい人は、概ね次のいずれかの属性を持つ人になります。

・収支を度外視して節税用の物件を持ちたい人

・低利回りを補填するだけの大幅な価格上昇が起こると読んでいる人

・上記のメリットに関し、新築との対比でも、これらの中古物件の方が買い得と考える合理的な理由を持つ人

・資金・資産に余裕がある中で、自己が居住するのに、立地その他の理由がドンピシャである人

こんな感じでしょうか。

中には数千万円の物件もありますので、容易に手が届くと思って、上記に該当しないのにこうした物件を買うことのないようにしましょう。

注)本ブログは、個別の物件の投資の可否を云々しているものではありません。

 

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