アパート・マンションの大家さんが管理会社を選ぶ時のポイントは?

1棟アパートやマンションの大家さんが賃貸経営を行うにあたって迷う事柄の一つに、管理会社にどこまでの業務を頼み、どの管理会社を選ぶかということがあります。

管理会社の業務は、入居者の家賃管理、クレーム対応、入居者募集など「入居者管理」の業務と、建物の維持・修繕・保守、清掃等の「建物管理」の業務という2つの業務に大きく分かれます。また、「入居者管理」業務の中には、管理会社等が一括借り上げするサブリース業務や、一定の家賃収入を保証する保証業務、家賃延滞時の支払いを保証する延滞保証業務などを含めることがあります。

どの業務を委託するかについては、物件の規模、大家さんの経験・力量・意欲などで、全く異なってきて不思議はありません。
区分所有マンション数戸や、総戸数4戸〜6戸程度の1棟アパートなどでしたら、大家さんが直接対応することも可能ですし、今後規模を拡大していきたいならば、勉強し経験を積むために積極的に取り組むというスタンスでもいいかもしれません。

しかしながら、規模が大きくなると、効率性・収益性の観点や、問題の起こる確率が規模が拡大した分だけ増えるということなどを考えますと、やはり専門の業者に委託するほうが、合理的と言えましょう。

この時の、管理会社の選択のポイントは、細かく言えばいくつもありますが、ここでは基本重要ポイントをあげておきましょう。

【管理会社選定の基本重要ポイント】
・管理物件の入居率の高さをチェック(稼働のいい3月末など一時点でなく、通年入居率のチェックがベター)
但し、管理物件の所在するエリアにより元々高くあってしかるべきということもある点には注意
・家賃滞納率の低さをチェック
・空室長期化の場合の対策実績をチェック(単に家賃を値下げする以外の諸提案)
・上記に対して、実績の開示を渋るなど曖昧な対応をする業者は除外する
・管理会社が何系(建設会社・ハウスメーカー・デベロッパー・仲介・独立系等)に属するかで強み・弱みを把握
・自分でどこまでやるかやらないか、「入居者管理」と「建物管理」のどちらに比重を置くか、保証系のサービスを利用するか否かなど、自分の賃貸経営戦略を固める
・窓口の事務担当のみとやりとりするのでなく、実際の管理担当者や可能であれば責任者レベルに面談させてもらい、自分との相性をみる
・言わずもがなですが、少なくとも数社の管理会社にコンタクトし比較する(同種業務の場合は相見積もりを取る)

 

◎「誰でも2時間でわかる損しない不動産投資セミナー」2014.06.21(土)午後at銀座のご確認はこちらから

★超簡単!無料簡易資産運用診断のお申込みは、このページの右横にある「無料簡易資産運用診断」のバナーからどうぞ!
★メルマガ(月1〜2回程度発行、無料)のお申し込みは、このページの右横にある「無料メルマガを申し込みます」欄からどうぞ!

Follow me!