相続対策に重要な資産の棚卸し

相続対策について、私もいくつかブログに書いておりますが、最近は、来年からの相続税増税を間近に控え、雑誌や単行本、TVなど様々なところで大々的に相続対策が取り上げられています。
そうした中、誰もが一致しているのは、まず始めに資産を棚卸ししましょうということでしょう。

まずは、所有資産を洗い出し、リスト化することからスタートします。
金融資産、不動産、事業家であれば自社の株式など、全てをリスト化します。
リストの内容として、資産の内容の他、取得価格(簿価)、時価、相続税評価額の把握が必須となります。

評価額が把握できたら、次は、現時点での相続人の確定と相続税額の計算です。

次に、今ある資産を、相続人に無理なく分割できるかがまずは重要となります。遺産分割協議がトラブルなく整うかが一つの要なのです。
その次は、相続税を支払えるかのチェックです。延納、物納はなるべく避けたいですね。相続財産を上手くさばくなどで納税額を捻出できるか、どういう手段を用意すればいいのかを考えねばなりません。

これらは、相続財産の洗い出し、評価額の把握がきっちりとできていることが大前提となります。
また、こうした把握を適切に行う中で、低収益資産の売却、資産の組み替えなど、相続財産ポートフォリオの上手なコントロールが可能となるのです。

ご自分による上記資産の洗い出し、価値の把握等が、難しい、面倒だと思われる場合は、税理士(公認会計士)、不動産鑑定士、ファイナンシャル・プランナーなどの専門家にご相談されることをお勧めします。
ご自分のポートフォリオの中身の占率に応じ、自社株(会社が保有する不動産の価値でなく事業の収益で価格が出る場合)が多い場合は税理士(公認会計士)、不動産が多い場合は不動産鑑定士など不動産のプロ、とりあえずライフプラン等も含め全般的な入り口の話ならばファイナンシャル・プランナー、というように色分けしてご相談されれば効率的かと思います。

 

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