不動産賃貸事業の採算性をチェックする指標いろいろ

不動産賃貸事業の採算性をチェックする指標には、ピンからキリまで色々なものがありますが、ここでは、代表的なものをあげてみましょう。

【会計面での指標】
・税引前利益黒字転換年
・繰欠(累積赤字)解消年

【資本回収面での指標】
・借入金完済可能年
・投下資本回収年

【キャッシュフロー面での指標】
・資金剰余金発生年
・資金剰余金平均額
・資金ショート有無

【収益率面での指標】
・投下資本利益率
・自己資本利益率
・IRR(内部収益率)

法人の場合は、上記の中でもやはり「会計面での指標」や「収益率面での指標」が重視されることが多いでしょう。
一方、個人投資家の中には、「表面利回り」あるいは「純利回り」などの単年度利回りのみを重視しがちな人も見られますが、基本的には、各年のキャッシュフローを検証していく姿勢が大事です。上記の指標でいえば、「キャッシュフロー面での指標」や「資本回収面での指標」を重視するべきでしょう。合わせて、「収益率面での指標」をチェックしてバランスを保たせることが重要となります。

各指標の詳細や判断基準はここでは省略しますが、もう少し詳しく知りたい方は、下記セミナーまでどうぞ。

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