親子が近くに住む場合の理想の距離

不動産サービス会社のアットホームによる昨年11月の調査(インターネットによるリサーチ)によると、親子で近居する場合の理想の距離は、親(60-70代)が考える平均が5.5kmのところ、子(30-40代)の平均は11.1kmとギャップがあることがわかりました。やっぱり、一般的には子の方が親を煙たがるのでしょうか?
ちなみに、この距離感は、東京メトロ東西線で言えば、親が「浦安」に住んでいるとして、親は子に「南砂町」あたりに住んでくれればいいなと思う一方で、子供は「日本橋」あたりまで距離を置きたいと思っているという、そんなイメージですね(直線距離)。

「いつかは親子で同居したいか?」という別の質問では、親も子も同率の38.7%が「いいえ(したくない)」と回答。「はい」の20%台前半をいずれも大きく上回りました。また、同居をしたくないと言っている親の中では、介護が必要になっても同居が「嫌」と回答した人が78.4%となりました。

この結果をみて思ったことの一つは、世の中のおじいさん、おばあさん、もうちょっと子に甘えてもいいのではないでしょうか?ということです。また、子が親の老後をしっかり見ることで(もちろんその資力・能力のある人についてですが)、世の中の社会保障費を少しでも減らす方向に向かってもらいたいものです。
とは言え、おじいさん、おばあさん世代の方々が、独立的な考えを持って自己責任で老後に対処していこうとされていることには感銘を受けました。

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