グローバル都市の商業魅力度で東京が世界一に

JLL(ジョーンズ ラング ラサール)が11月13日に発表した「2014 Global Commercial Attraction Index(都市の商業魅力度インデックス)」によりますと、東京がニューヨーク、ロンドンを押さえ、都市の商業魅力度で世界第1位となりました。

JLLによれば、「この指標は、数々の変数に基づき、都市の経済力及び不動産力とそのステータスを図るものである。また、この指標が他と異なるのは経済生産高、人口、企業数、空港アクセスといった社会経済やビジネス指標に加え、主要不動産データ (投資総額、商業用不動産ストック) も考慮の対象としていることである。」ということだそうです。

ちなみに、10位までは次の通りです。
1位 東京
2位 ニューヨーク
3位 ロンドン
4位 パリ
5位 ロサンゼルス
6位 ソウル
7位 シカゴ
8位 上海
9位 北京
10位 ワシントンD.C.

(出所:JLL 2014.11.13プレスリリース及びJLL Cities Research 2014レポート「東京ー世界舞台への挑戦」)

詳細は同社の発表資料をご覧いただくとして、アングロサクソン系のグローバル企業の世界都市ランキングで、東京が1位となったものを私はいまだ見たことがありませんでした。
本レポートの作者達を見ると、日本人やアジア系のメンバーだけで作った訳ではなく、グローバルな視点で検討して出来上がったようです。

今回、ランキングするための指標項目の選定や順位決めのためのディスカッションなど、同社の日本チームは相当努力されたのではないかと推測します。
日本人は、何かと言えば、暗いところに目を向けたがり、あるいは変に謙遜してしまう傾向があるので、このようなデータに基づいた明確なレポートで日本を世界トップに持ってこれたことは、賞賛に値すると思います。素直に、同社の日本チームとこれを受け入れたJLL Cities Researchを讃えたいと思いました。

日本株は乱高下を繰り返しているようですが、こうしたレポートが認知され、日本の優良不動産は、安定的な投資先としてグローバルにより固く認められ、より多くの投資資金を外から呼び込めればハッピーですね。
もっとも、そのためには、優良不動産の流動性が飛躍的に高くなる必要があるとは思いますが。

 

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